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AWS12冠者によるCloudLicense (旧TechStock)とCloudTechの徹底比較


この記事では、CloudLicense(旧TeckStock)とCloudTechを比較します。
主にAWS資格を取得する方に向けた記事になります。

AWS資格を短期間で取得すること、問題集の質に特化しています。
実務に役立つか等の観点は、この記事においては一切問いません。

また、2024年4月にDAS、DBS、PASの試験は廃止され、受験不可となりました。
情報として残しておきますが、読まれる際はご留意ください。

2024年12月追記
2024年4月にDEAがリリースされ、CloudTechのみで1000点満点を取得しました。
10月にAIFとMLAがリリースされました。
CloudTech共に対応しています。

なお、CloudLicenseとCloudTechは以下の名称で呼ばれることがあります。
CloudLicense→クラセン、TechStock、Web問題集で学習しよう、koiwaclub
CloudTech→クラテク

目次

何故、CloudLicenseとCloudTechを比較するのか

自分はIT完全未経験から8ヶ月でAWS12冠を達成しています。
結論として、IT経験やAWS経験がなくとも、
CloudLicenseかCloudTech (あるいは両方)を使うことで、AWS12冠を達成することは可能です。
逆に言えば、実務経験が乏しい場合は、上記以外の教材では難しいです。

上記以外の教材は、書籍、BlackBelt、Udemy、海外サイト等が挙げられます。
書籍やBlackbeltは、理解を深める意図であれば大いに使用を推奨します。
一方、問題集自体は、CloudTechまたはCloudLicense以外必要ありません。
上記以外は、比較するまでもないため2つに絞っています。

教材の選定は資格を取得する上で最も重要です。
上記二つの教材を使い倒した経験を踏まえて、こちらの記事を作成しました。
両方使用して、未経験から12冠を達成した感覚を発信できる人は他にいないと思います。

自分の推奨する方法は、一方をメインで使用し、自信がない場合はもう一方もサブとして使用する方法です。
メインの教材を選定する判断材料になれば幸いです。

個人的には、CloudTechをメインで使用して、CloudLicenseはサブとして併用しました。
基本的にはCloudTechのみで問題ありません。
ただし、ANS、DAS、MLSは併用しました。(特にANSは必須)

ちなみにAWS資格(15種)の全体的な難易度感は下記の表となります。
突破時期も考慮しています。
SAP未取得の場合、スペシャリティの難易度は1段階上がる想定です。ご参考までに。

☆☆☆☆☆☆(難しい+α)ANS (対策の困難さを考慮)
☆☆☆☆☆(難しい)SAP
☆☆☆☆(やや難しい)DOP、SOA (ラボあり)
☆☆☆(普通)MLA、SAA、MLS、DAS、SOA (ラボなし)
☆☆(やや簡単)SCS、DBS、DEA、PAS、DVA、AIF
☆(簡単)CLF
AWS資格難易度比較

両者の比較(2024年12月現在)

問題数・内容

CloudLicenseの問題は、旧Verの問題も含まれます。
最新のセクションから進める必要があります。
どこまで遡るかは感覚で判断が必要ですが、
スペシャリティは全て解いて良いと思います。

CloudTechは、問題が厳選されているため全て解けばOKです。
模擬試験(ランダム演習)で確実に9割以上取れる状態なら合格できると思います。
ただし、ANSは別です。
旧Verの問題が混在しており、全て解いても演習量は足りません。

ANSにおいては、片方の問題集を100%解ける状態にしても落ちる可能性があります。
CloudTech、CloudLicense共に本番の類題出題率は高くありません。
理解を深めていなければ合格まで持っていくのは難しいです。
自分は、CloudTech+CloudLicense (27セクション〜)をほぼ完璧にしてギリギリ合格でした。

以下、主観とリアル・ネット上の評判を含めて総合的に判断しています。
比較のため記号は厳しめの判定にしていますが、
○以上であれば基本的に単体で問題ありません。
△や×であっても、実務経験有や理解が深ければ単体でも合格自体は可能です。

AIFとMLAは対応後に追記予定です。

◎:単体で十分合格可能
○:完璧に近い状態なら単体で合格可能(ランダム演習で安定して9割以上解けることが基準)
△:単体で合格可能だが、理解を深める学習や併用を推奨
×:単体で合格は難しい

問題数・内容CloudLicenseCloudTech
CLF546問・単体でOK429問・単体でOK
SAA1190問・単体でOK230問・単体でOK
DVA448問・単体でOK265問・単体でOK
SOA700問・最新Verに対応した問題が少ないため不安が残るが、単体でOK180問・完璧に近い状態なら単体でOK
DOP483問・単体でOK188問・単体でOK
SAP581問・最新Verに対応した問題が少ないため不安が残る300問・完璧に近い状態なら単体でOK
SCS434問・単体でOK386問・単体でOK
DBS (廃止済)308問・単体でOK261問・単体でOK
DAS(廃止済)315問・問題の質で単体では不安が残る、併用推奨146問・完璧に近い状態なら単体でOK
理解に自信がなければ併用推奨
MLS266問・問題の質で単体では不安が残る、併用推奨170問・完璧に近い状態なら単体でOK
理解に自信がなければ併用推奨
ANS350問・単体では難しい
併用+理解を深めることを推奨
349問・単体では難しい
併用+理解を深めることを推奨
PAS(廃止済)91問・単体でOK64問・単体でOK
DEA110問程度、単体でOK80問、単体でOK
AIF70問程度・単体でOK114問、単体でOK
MLA2025年1月時点で未対応79問、単体でOK

問題集の質

問題数・内容とは別の観点で、問題集の質を言及します。
観点は、下記4点です。

①本番の類題出題率(的中率)
②正解の精度(問題の正解が正しいか)
③解説の丁寧さ
④問題管理のしやすさ

①本番の類題出題率(的中率)

総合的にCloudTechの方が良いと判断します
ただし、ANSにおいてはわずかにCloudLicenseが良いと考えます。



本番の類題出題率は非常に重要な要素の一つです。
最新Verにほぼ対応しているCloudTechの方が、
出題率は間違いなく高いです。
ANSを除き、11個全てCloudTech単体で合格可能です。

2023年3月のCloudTech大型アップデートのおかげで、
自分はスペシャリティ6つの資格を1ヶ月半で全て取得することができました。
アソシエイトやプロフェッショナルのアップデートも確認していますが、類題の出題率は非常に高いです。
アップデート頻度の高さが質の担保に繋がっていると考えます。

特に自分はSAPを取得するのに1000題以上の問題を解きましたが、
現状、CloudTech300題を完璧にすれば合格できます。
この理由だけでCloudTechを選んでも良いと思います。もちろん内容理解は必要な前提です。

代わりに、CloudLicenseは問題数でカバーしている印象です。
ANSを除き、11個全てCloudLicense単体で攻略も可能だと思います。
(ただし、SAP、DAS、MLSは理解を深めないと厳しいです)
また、PASやSCSはCloudTechと並んで非常に出題率が高いです。

問題児であるANSにおいては両者とも出題率は低いです。
できる限り理解を深めつつ、併用を推奨します。
また、ANSにおいては唯一CloudLicenseが、わずかに出題率が高い印象です。
ただし、当日受けた試験による体感の面が大きいため、個人差のレベルです。

②正解の精度(問題の正解が正しいか)

CloudTechの方が良いと判断します。


どの問題集にもあり得ることですが、
本来の正解と異なる場合があります。
間違えて覚えることは大きなリスクと言えます。

両者を比較した場合、コミュニティ化され、
最新Verに対応しているCloudTechの方が、
正確である可能性が高いと判断します。
アップデートも毎月行われていることを確認しています。

自分の経験ベースの話になりますが、
CloudTechとCloudLicenseで似た問題に遭遇することがあります。
そこで同じ問題であるにも関わず、
正解が異なる問題を5問を発見しました。(DASとMLS)

CloudTechコミュニティ内と、AWSの知見がある方にそれぞれ意見を求めたところ、
5問中5問全てCloudTechが正答でした。
自分が発見した限りでは、CloudTechの方が正確といった感覚です。

一方、今現在もCloudTechで正答ではない可能性がある問題があります。
今現在もコミュニティ内で報告が挙がっています。
CloudTechの問題も完璧であるとは言えません。
ただし、質問や報告によって改善されるので、
精度はこれからも上がっていく見込みがあります。

CloudLicenseは問題の質問は受け付けないと公式で言及があります。
精度に関しては改善のされやすさという点でも、CloudTechが勝るかと思います。

解説の丁寧さ

総合的にCloudTechの方が良いと判断します。

全体的にCloudTechの方が図解が多く、
理解を助ける材料が多いと見受けられます。
一部動画による解説もあります。
不正解の解説についても論理的にわかりやすい点もポイントです。

下記リンクから問題のサンプルが見れます。
無料会員登録が必要ですが、サクッと済ませましょう。
無料テスト(SAA5問/SOA5問/SAP5問)

全ての問題がサンプルのクオリティではありませんが、
わかりやすい図解も多いと思います。

CloudLicenseも下記リンクからサンプルが見れます。
比較対象としてはサンプルが微妙な気はします。笑
CloudLicenseサンプル問題集


注意すべき点として、両者とも解説がわかりづらかったり、
やや雑な部分が見られることはあります。(特にスペシャリティのような需要が低い試験)
正確さを強く求める方は気になるかもしれません。

ただし、CloudTechは②でも言及したように、精度が上がっていく見込みがあり、
この記事を執筆した2023年12月から今現在もアップデートが毎月行われていることを確認しています。
これからも継続して改善される可能性は高いと思います。

④問題管理のしやすさ

一般的にはCloudLicenseが良いと判断します。
人によっては、CloudLicenseの最大のメリットだと思います。

※2024年5月に、CloudTechがブックマーク機能を追加し、問題管理のしやすさの優劣はほぼなくなりました。

CloudLicenseの管理におけるメリットは以下の通りです。

  • 間違えた問題を自動で記録してくれる
  • 1セクションごと(7問)にランダム演習が任意で選択可能
  • 問題の選択肢の順番がシャッフルされる


一方、CloudTechの管理におけるメリットは以下の通りです。

  • 問題数が厳選されており、全て解けば完成する(どこまで解くか戦略を練る必要がない)
  • 100問単位で確認できる(問題集を高速で回すのに便利)
  • 全問シャッフルモードがある
  • 問題の選択肢の順番がシャッフルされない


ランダム演習や選択肢のシャッフルについては、好みの問題かと思います。
自分はとにかくスピード重視なので、ランダム演習もシャッフルもない方が都合が良いです。
ただし、どうしても順番で覚えてしまうという場合は、シャッフル有りが向くかと思います。

仕様に関しては個人差が分かれる部分だと思いますが、必要な機能は両者共に揃っています。
管理機能が決め手になることはないと思います。

料金・期間

資格会員で比較した場合、クーポンを使えばほぼ料金は変わらないと言えます。
CloudTechは永久会員があることがポイントです。
複数資格取得する場合や3年ごとの更新を考えると、買い切り型があるのは嬉しいです。

※CloudTechは以下のクーポンコードをコピーし、決済画面で入力してください。
クーポンコード:kyoukara2306

料金・期間CloudLicenseCloudTech
資格会員(アソシエイトまで):3ヶ月¥4,080
資格会員:3ヶ月¥4,580¥5,480
¥4,980
基本会員:3ヶ月¥13,700
¥12,450
永久会員¥54,800
¥49,800
決済リンクCloudLicense決済リンクCloudTech決済リンク

CloudLicenseとCloudTech比較まとめ

両者のメリットをまとめます。
CloudTechは資格以外にもプランがありますが、ここでは資格会員のみで比較します。

CloudLicenseCloudTech
・7題ごとのランダム演習の任意選択
・問題数が多い
・会員数が多く知名度が高い
・ANSはわずかに本番出題率が高い(?)

・若干金額が安いsa
・本番の類題出題率が高い
・正解の精度が高い
・アップデート頻度が高く、最新Verにいち早く対応
・図解や解説がわかりやすい
・SAP取得に特化

CloudTechの他のプランについて

CloudTechは複数のプランがあります。
資格会員、基本会員、永久会員の3つです。
簡単に説明します。

資格会員は文字通り資格に特化したコースです。
問題集だけで良ければ資格会員が最もコスパが良いです。

基本会員以上は、下記サービスが受けられます。

  • AWS講義動画300本以上(ハンズオン学習多数あり)
  • AWSの他、Linux、Python、Go、Terraformの講座あり
  • Slcak会員制コミュニティ参加可能
  • コミュニティ内にて技術質問し放題
  • 問題集の問題に対する質問もOK
  • オフ会参加可能(不定期)
  • CloudTech提携会社転職サポート有り

2024年12月に新たなAWSロードマップが公開されました。
下記ロードマップの内容が基本会員以上では全て学ぶことが可能です。
もはや資格以上にコンテンツが充実がしており、
AWS初心者〜中級者までは非常に学びが多い内容だと感じています。

*製作者:くろかわこうへい(@AwsskillC)、小山雄太(@gevanni4)copyright (c) CloudTech all right reserved.

AWSロードマップはCloudTech公式記事から引用しています。
詳細はこちらからご覧ください。
https://blog.kws-cloud-tech.com/2024/12/08/new-roadmap-content-announce/


永久会員は基本コースの無期限バージョンだと思ってもらえればと思います。

基本会員は、サービスの全体像を見る上では良いです。
ただし、正直ボリュームが多すぎて3ヶ月では消化し切れません。
この先もAWSを学習していくことを決めているのであれば、
最初から永久会員を購入して間違いないと自信を持って言い切れます。

CloudTechの進化は早いです。
自分は2022年の11月に入会しています。
そこから2年間で非常に多くのサービスが増えました。
現在はPythonやGoといったプログラミングの講座やTerraform講座も増えており、充実度が高いです。
今のうちに永久会員を購入しておく方が得だと思います。

一方、短期間で資格取得するためだけに割り切って使う場合は、資格会員で良いと思います。

特典付きCloudTech限定クーポン発行中

永久会員入会限定特典※2025年1月時点

クーポンコード:kyoukara2306
CloudTechリンク

上記コードを使用して、永久会員で入会された方は、下記特典をつけます。

1.学習相談権(先着5名)
2.AWSサービスパラメータシート
3.AWS基本構成パラメータシート(ハンズオン形式)
4.Terraformコード1 (モノリス)
5.Terraformコード2(Module)
6.Terraformコード3(改良importブロック)

自分のクーポンコードを使用したことがわかるよう、
入会完了のメール等をスクショしていただき、
CloudTechのSlackコミュニティのDMにて、ご連絡いただければ幸いです。
照合するまで少々お時間いただきますが、ご了承ください。

特典について詳細ページを用意しました。
https://kyoukara-infra.com/cloudtech-tokuten/

CloudTechの登録はこちらからどうぞ↓
CloudTechリンク

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